遮熱・断熱塗料で快適空間!省エネ効果も!
2019年12月26日(Thu)
~遮熱塗料・断熱塗料について~
今年も残りわずかですね。
エアコンが欠かせない暑い夏も終わり、すっかり寒くなってきました。
毎年「暑い」「寒い」と言いながら過ごしているうちに、あっという間に1年を迎えていて
本当に時が過ぎるのは早いですね!
そこで今回は、ちょっと気が早いですが来年の猛暑日に向け
遮熱塗料 ・ 断熱塗料についてお話したいと思います。
各メーカーから遮熱塗料 ・ 断熱塗料が出ていますが
「塗料で本当に効果があるの?」
「遮熱と断熱で何が違うの?」
と疑問ばかりだと思います。
まずは、違いからお話します。
遮熱塗料(高日射反射型塗料) | 遮熱顔料が塗料に含まれている。光が乱反射することにより赤外線を内側にいれないで、表面で反射させる。 |
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断熱型塗料 | 中空ビーズを樹脂の中に入れることにより、太陽熱を塗膜に溜め込むことができ、熱の伝達を抑えることが出来る。 |
上記を見ていただければ、遮熱塗料と断熱塗料の違いが分かるかと思います。
Adgreencoat~アドグリーンコート~
数ある断熱塗料 ・ 遮熱塗料からJ’s PAINTがおすすめする遮熱塗料
環境塗料として様々な実証を行い、認定されているアドグリーンコート
特に注目するべき点は、遮熱塗料では唯一国内 はもちろん国際特許も取得している点
トヨタ自動車のベンチャー第1号企業が開発した冷めやすい塗料
放熱にこだわったアドグリーンコートは、トヨタ自動車のベンチャー第1号企業株式会社アドマテックスとの
共同開発により完成した世界で最も放熱を期待できる塗料です。
半導体の封止材など、精密機器(テレビ ・ 携帯 ・ カメラなど)の熱対策に用いられる
世界最高峰の素材、真球ナノ ・ ファインセラミックス「アドマファイン」を建材塗料に応用したものなのです。
その特殊セラミックス「アドマファイン」の大きさ(0.2μm~0.6μm)のおかげで、
近赤外線の波長と同調するため、電磁波拡散による高反射で温度上昇を抑制できるのです。
暑さの原因は熱ごもり(輻射熱)
熱の移動には
1.伝導=熱が物質中を次々と伝わっていく現象
2.対流=液体(気体)の温度差によって液体が移動する現象
3.輻射(放射)=熱せられた物体が放射熱を出して他の物体に熱を与える現象
上記の3つがあると言われています。
住宅の熱移動は平均、伝導が40%あれば輻射(放射)も同じ40%以上あると言われてきましたが、
最近では、住空間に及ぶ熱の伝達は輻射が家全体の熱移動の75%に及ぶことが分かったのです。
どんなに熱伝導率の低い断熱材を使っていても対流や伝導の熱の移動にしか効果がなく、
室内の厚さ対策には、輻射熱をどう抑えるかがポイントになってきます。
ですので、屋根や外壁の温度上昇を防ぐ遮熱塗料が、室内の厚さ対策に最も効果的なのです。
省エネ効果
室内温度の上昇を抑えることにより空調への負荷を低減し消費電力削減が可能になり省エネにも繋がります。
持続力
10年以上経過後も約90%機能性を保持!実暴露試験で実証されています。
室外機にもアドグリーンコートの機能が発揮
遮熱塗料を室外機に塗布することで、室外機の温度を下げ、冷房効率を高めるとともに消費電力の削減につながります。
大手コンビニチェーンの室外機(空調機、冷蔵機、冷凍機)にアドグリーンコートを施工した結果、
最大で35%の電気料金削減につながったというデータもあります。
先日アドグリーンコートでJ’s PAINTが施工させていただいた某工場(食品製造)の室外機遮熱塗装
アドグリーンコートは水性塗料で、エコマークやカーボンオフセット制度など公的機関の認定を受けた塗料なので、食品製造の工場でも安全です。
効果をより発揮できるよう、室外機の周囲もアドグリーンコートで塗装しコンクリートからの輻射熱を抑制
こちらの実証結果は、随時ブログにて報告させていただきます。