難付着サイディングを塗装する時のポイント!
2019年12月26日(Thu)
難付着サイディングボード
難付着サイディングボードとは、外壁に付着した汚れを分解する光触媒コーティング、色褪せしにくい無機コーティング、
雨によって汚れを落とす親水性、汚れにくいフッ素など、これらの技術が用いられた外壁材が難付着サイディングボードになります。
確かに、汚れにくく色褪せしにくいので耐久性は高いのですが
メンテナンスが難しく知識がない業者が施工してしまうと不具合の原因になります。
難付着サイディングボードの外壁塗装で失敗しないために、塗装する際のポイントをご紹介します。
難付着サイディングボードの見分け方
家の仕様書を確認すれば記載されているとは思いますが、どこにしまったか分からないという方もいらっしゃると思います。
そこで見分けるポイントがあります。
従来のサイディングボードですと、築10年程度でチョーキング(白亜化)が見られますが、
難付着サイディングボードは色褪せしにくく、耐用年数も長いため築10年程度ではチョーキングが見られません。
また、光触媒などの技術が実用化され、製品として広がり始めたのは2001年頃なので
2001年以降に建てられた家なら難付着サイディングボードの可能性が考えられます。
なぜメンテナンスが難しいのか?
難付着サイディングボードの場合、サイディングボードに光触媒などがコーティングされているため
下塗り材が密着しづらく徐々に塗膜が剥離してしまうのです。
上記の写真は、難付着サイディングボードに通常の下塗り材を塗布した結果
塗膜が密着ぜすに、早い段階で剥がれてしまった事例です。
難付着サイディングボードを塗装する時のポイント!
難付着サイディングボードのように付着が悪い外壁材にも、密着力を上げる専用の下塗り材を選定することで外壁塗装メンテナンスは可能です。
ただし、施工会社がしっかりと診断を行い難付着サイディングボードと判断できないと不具合に繋がる恐れがあります。
最近では、各メーカーから高機能サイディングボードが多数販売されているので、知識を持った施工会社の選定がとても重要です。
外壁塗装を考えているけど「難付着サイディングボードかも」とお悩みの方は、ぜひ株式会社J’s PAINTにご相談ください。