【作業工程】塗料の乾燥時間
2023年01月23日(Mon)
太田市の外壁塗装・屋根塗装専門店のJ’sPaintです。
塗装をするとなったら工期がどのくらいかかるのか気になりますよね。
今回はそんな工期の中の塗料の乾燥時間についてのエントリーになります。
塗料の乾燥時間を把握していれば、
工程を省くような手抜き工事も見抜けるようになりますし、
何かと便利かと思いますので参考にどうぞ。
乾燥の段階
まずは塗料ってどんなふうに固まっていくのかから見ていきましょう。
塗料の乾燥は4段階に分かれています。
指触乾燥(1~2時間後) 表面のみ乾燥していて、指でちょんと触れても塗料が指に付かない。
半硬化乾燥(3時間~1日) 軽く擦っても塗料が指に付かない。メーカー推奨の乾燥時間は大抵こちら。
硬化乾燥(~1週間) 強く擦っても塗料が指に付かない。目視では完全に乾燥している。
完全乾燥(2週間~1ヶ月) 内部が完全に硬化。
完全に乾燥するには約1ヶ月かかりますが、
大抵は半硬化状態で次の工程に進みます。
中が乾燥していない半生状態で施工するのは少し不安かもしれませんが、
表面は乾いているのでローラーでコロコロしても問題はありません。
では次に、半硬化乾燥までの時間を詳しく見ていきましょう。
塗料の種類による乾燥時間の違い
塗料の乾燥時間は種類によってまちまちです。
3時間で上塗りができる塗料もあれば、1日開けてくださいってのもザラ。
基本的には塗料の会社のホームページに書いてありますので、
見積もり時点でしっかりチェックしておいて、
事前に工程と照らし合わせて確認した方が良さそうですね。
季節による乾燥時間の違い
塗料は基本的に気温が高いと乾きやすく、低いと乾きずらいです。
メーカーの乾燥時間を見ても、気温によって幅がありますよね。
また、空気の乾燥具合や風の強さ、雨の振りやすさにも左右されてきますので、
季節によって工期がまちまちになってしまうことも。
春(3~5月) 秋(9~11月) 雨が降りにくく、空気が乾燥しているので塗料が乾きやすい。
梅雨(6月) 雨が多く工期が延びやすいが、予約が取りやすい
夏(7~8月) 気温が高く、塗料が乾きやすいが、夕立のリスクがある。
冬(12~2 月) 気温が低く、日照時間が短いため、工期が延びる可能性がある。
塗装は春と秋がピークになるので、もしお家の屋根や壁の塗装をお考えの方は
冬か夏のうちに予約を決めておくことをおすすめします。
もし春と秋が厳しい場合は、
繁忙期をあえて避けて塗装するってことも可能です。
塗装は気温5℃以上 湿度85%以下でしたらいつでもできます。
今は塗料も進化しており、施工性が高くなったおかげで
いつ施工したとしても統一感のある綺麗な仕上がりになりますのでご安心ください。
まとめ
ということで乾燥時間について詳しく説明してみました。
塗料次第というところで落ち着いてしまいましたが、
塗装前にちゃんと調べておくことが吉ということで。
全て業者にお任せしてしまうのではなく、
自分の身は自分で守りましょう。
ではでは。