吹付け塗装『ソフトリシン』
2020年12月21日(Mon)
吹付け塗装とは、エアレスガンなどを用いて仕上げる塗装方法です。
よく見かける意匠性デザインは、吹付け塗装で仕上げています。
その中で、吹付けリシンはセメントや顔料、骨材などを混ぜ合わせたものでザラザラとした仕上がりになるのが特徴です。
基本的にモルタル外壁で施工されていることが多く通気性に優れています。
しかし、建物の動き(地震などの揺れ)に追随出来ずひび割れ(クラック)を起こすといったデメリットもあります。
ひび割れからの水の侵入を防ぐために塗装の際には、
(※外壁診断した上で)ひび割れ(クラック)に追随出来る「弾性塗料」での塗替えをおすすめします。
ソフトリシン
上記で(※外壁診断した上で)と記載しましたが吹付けリシンには、
骨材ではなく発砲スチロールのような物が吹き付けてあるソフトリシンというのもあります。
見た目は変わらないのですが、ソフトリシンは爪で押してみると潰れます。
この発砲スチロールのような物が蓄熱性が高く、外壁の温度を上げてしまいます。
外壁の温度が上がるとどうなるかというと、外壁内側の水分が蒸気となり外壁を通して外に逃げようとします。
そこに弾性塗料で塗装してしまうと、逃げ出した蒸気(湿気)が逃げられなくなり
塗膜を押し上げることによって膨れてしまうのです。
そのため、ソフトリシンが吹き付けてある外壁の塗装には塗料の選定が必要です。
ジェイズぺイントでは、診断士がしっかりとお家の診断を行い、お家に適した塗料をご提案いたします。
診断だけでも無料で行っていますのでお気軽にお問い合わせください。